
今回はサンギータ(弦楽器)のサンちゃんはインドから来日されていて、加古郡在住のタブラ(太鼓)のチントゥとの演奏。この二人は、6年前、初めてギャラリー島田で演奏してくれたのでした。その時は二人はインドから来ていて、20代はじめ。6年たって、サンちゃんは、ムンバイで映画関係のお仕事をしたり、とても忙しい日々だそう。チントゥは、日本人の奥様と結婚され、今は二児のお父さん、日本で演奏活動をされています。
はじめにアメリカから来られているジャンさんが、インドの古典音楽についてお話してくださいました。

宗教とつながっている神聖な音楽。魂の普遍的な言語として、解放されるための道具としての音楽。自我を超えた意識の深い深いところへいざない、瞑想状態へと導いてくれる音楽ということでした。演奏前に心を静めます。第一部、休憩をはさんで第二部、あっという間の2時間でした。とにかく素晴らしい演奏。目を開けると田中美和さんの作品が動いているような感じで見えてきます。絵の中に血管があってそれがドンドン流れて動いているような感じです。前回は片山みやびさんの展覧会の時でしたが、それぞれの作品と融合して毎回とても興味深いです。又次回、是非たくさんの方に聞いて体験していただきたいと思いました。