
川嶋さんの作品を横からのぞいてみました。鮮やかな色が見えます。正面から見ると、白っぽかったり、黒と白のしま模様だと一見思うのですが、その下の層には結構鮮やかな色が見えます。今日来られた方は、皆さん色々な方向から見ておられました。見ているような、覗いているような。作品の位置が心もち低めに展示されているのですが、作品の上の部分も背伸びすると覗けます。こういうところは見る、というより覗くという雰囲気。結晶のような素材がふわりとのっているのを見つけた方がおられました。これは油彩の絵の具ではなさそうです。作品によって表面のモノとしての印象が違うのもおもしろいですね。ツルッとしていたり、キラキラしていたり、ボコボコしていたり。キャンバスの端の麻布が出ているのも、あ、布が出ている、という印象が入ってきます。絵=モノ モノ=「 」 絵との付き合い、モノとの付き合い。人それぞれの、付き合い方が反映されそうです。
今日は又くもり時々あめ。ちょっと寒くなってきました。さぁ、1Fの榊原メグミ展はいよいよ明日が最終日16:00までです。B1Fの川嶋守彦展は4/1(水)まで開催中です。