右 WAKKUNさん 中 高野京子さん 左 山口砂代里さん
今回のスケッチ帖、とてもいいねとWAKKUNさんは褒めに来て下さいました。奥さんの高野京子さん、そして山口砂代里さんは文章を寄せておられますが、その文章もとてもいいね、と。京子さんと砂代里さんはそれぞれの波長でそれぞれの言葉で話をしておられるのですが、かみ合っていないようで、とても調和していておもしろいです。
今日は高野京子さんがよくするポーズや、よく使う言葉「シュミレーション」、最近気にしている言葉「ひとり歩き」とか話しておられました。あと「呼び水」ならぬ「いり水」、や「丹念に」という言葉も出てきていました。
これだけではわけがわからないようですが、そんなものでもあるようです。
今回展覧会では卯港さんの言葉も壁につけています。
今日の卯港語録
「きのうは、なんだか帰りには涙が出てしまった。
絵カキの哀しみだな。金を取るのも悲しいし、無名なのも哀しいし。
絵にある哀愁は自分の哀愁であると気づいた。先はどうなるのかーー。
ぼくより売れない画家の哀愁でもある。
他の絵カキには関係のない人々の哀愁である。世捨て人は悲しいだろうか。
どんどん売れていっても、やっぱり哀しいのだ、人の世は。」