今日は、風来舎の伊原さんが高野卯港さんのスケッチをギャラリーに持ってこられました。
B1Fでの次回展覧会 高野卯港追悼展 初日に 発売開始になる ウコウさんの「スケッチ帖」に使われたものを含むスケッチの束です。私はまだ原稿をチラッと見せていただいただけなのですが、とても素敵な本になりそうです。
ギャラリーで展示する作品は油彩作品、それを見ていたので、スケッチは又新鮮な印象です。漫画みたいなもの、言葉も書いてあったり、記憶のメモのようなものもありました。
ウコウさんは日記や小説、言葉もたくさん書いておられたのです。
伊原さんはウコウさんに会ったのは三回ほどだそうですが、スケッチに興味をもたれ、これをもっとたくさん見たいなと思い、そして今回のスケッチ帖が出版されるに到ったそうです。
伊原さんはゆっくりと無言で何かを思っておられました。
「苦手な人もいると思うけど、見れば見るほど毎回色々な見え方がする。見る人によって色々と感じ方があるのではないかなー」と。スケッチ帖でウコウさんと待ち合わせするような気持ちになりました。出来上がりが楽しみです。

昨年7月、個展会場にてウコウさんの後ろ姿。いつも誰に対しても人に使わせない佇まいでした。展覧会期間中、毎日ギャラリーに来らていました。絵を描いておられます。