キリリと冷たい空気でも明るい日差しに照らされていると春に向かっているんだなと感じました。月曜日、一週間の始まりです。

昨日は、少し遠方の展覧会を見に行ってきました。
東大阪市民美術センターで開催されている「ING」という展覧会。4人の作家さんのコラボレーション展です。出品作家の久保健史さん（彫刻）と田村正樹さん（絵画）は島田でも展示していただいたことがあります。ご本人たちもいらっしゃってお話が聞けました。最寄の駅は東花園なのですが、会場はあの花園ラグビー場のすぐそば、ラグビーの町なんですね。和菓子屋さんではラグ饅というお饅頭があったり（美味しかったです）、お肉やさんではラグビー弁当があったり（観戦のお供にはかかせないのかな）、あとラグビーグッズのお店もたくさんありました。そしてラグビー選手のような方もたくさんおられました。お顔にすり傷、そして湯気がでているような佇まいは迫力ありました。ちょっと離れた知らない町のアートスポットにおたずねするのは新鮮です。町との出会いがあり、そしてその場所でコラボレーションされた展覧会は、何か、その味がでているように感じました。2/22まで開催です。

そして、そこからもう一歩ふみだし、前からお尋ねしたかったギャラリー「OUT　of　ＰＬＡＣＥ」さん、奈良まで足をのばしました。こちらは吉岡俊直さんの展覧会最終日。映像と写真、版画の展覧会でした。ディレクターの野村さんが色々とお話して下さいました。水が取り入れられた作品は、見ているとユニークな感じがしたのですが、反面問題提起も含まれているとのことでした。
次回は奈良の町もゆっくり散策しつつ、又伺いたいです。まもなく近鉄電車が阪神線とつながるそうで、行きやすくなりますね。

星空のように、無数に作品は展覧されていますが、こうして見に行けるというというのも一期一会でございます。作品も見せて頂き、そして色々なスペースのその場所の空気を感じるというのは、外に出て、又内のことも感じられるのでした。

今日の神戸、ギャラリー島田はというと、武内ヒロクニ先生が久々に来廊。毎日新聞の「しあわせ食堂」の連載もいよいよあと5回だそうです。今日は掲載誌など持ってきてくださり、島田とボツボツお話タイムで、さっと帰って行った、と思ったら、コートを忘れて戻ってこられました。
ヒロクニ旋風もまもなく吹き荒れそうな予感です。

そして、明日は、石井一男展が銀座でスタートするので、島田と石井先生は東京へ。
こちらはB1Fで徳永さん、1Fの前田さんも在廊されています、ゆっくりご覧下さいね。