山本忠勝さんの神戸面白人「地唄舞 大和松蒔さんをお迎えして」

松蒔先生のあらわれるところ、あらし、というお話もありましたが、昨日もシトシトと雨の中、サロンは始まりました。
「ゆき」という演目の映像を見て、その後お話を聞きます。実は、その舞台では傘の道具を使われていて、舞いの中で開いたり、閉じたりするのですが、傘にアクシデントがあり、そんな中で舞い終えられたとのことでした。見ている方には全然わからなかったのですが、それは大変なことで、もう祈り祈って無事舞い終えられたという貴重な映像をお見せ頂きました。
芸に向き合う心をお話いただき、それは色々な芸の世界に共通するものでもあるなぁと思いました。
いない のに いる 思い
無のものを有にする
伝達、こころに届ける ためには 素直なこころ
傘が、体と離れないように、天体のように、身体にそって存在する、そして結界であるという
お話。たとえば傘を開いた時に「パチン」と金具がなる、その音も結界の音で重要なのだという
お話も興味深かったです。