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2/12火曜日 「額装の話 絵画修復の話」
寒い中20名の参加者の皆さんと一緒に、額 について、 作品の保存 について勉強しました。 まず一風堂の宮垣さんの額のお話。色々な額のサンプルを持ってきてくださいました。 一風堂さんのお客様はほとんどが作家さんということで、額は作品と一体化したもの、ということで作家さんと話をして一緒に額を作っていく、ということでした。 作品への強い思い、がそのまま額への思い、であり、その思いをこめる過程、というのが額装の醍醐味のようでした。 アクリルの額。 これはお客様から依頼のあった、一つの額の中に、たくさんの小品を入れることができる、収納ケースのような額。 額は、まず箱を想定して、その箱の中に、作品とどれだけどのように空気を入れるか、というのを考えるとのことでした。枠だけでなく、何を詰め込むか、というのことだそうです。 そして、素材選び、素材によって醸し出される質感の違い、1mmの違いを見つめて額を作っておられるとのことでした。 次は修復の話 スライドを見ながら、修復の過程をレクチャーしていただきました。 修復は「保存」ということを考慮してほどこされるとのことでした。 そして、最初は作品をじっと見て、どういう風に処理していくか、じっくり観察してすすめていくとのこと。話を聞いていると、絵のお医者さんのようです。 状態が悪くならないように、そして絵の風合いが変わらないように、様子を見ながら、洗浄したり、のばしたり、固めたりするのです。 修復の醍醐味は、名画を間近でじっと見れる、そして触れたりもして、修復の作業をしていると思いもかけない絵が出てきたり、サインの下に違うサインが出てきた、なんてこともあったとのこと、そういう作品との近い距離感は、このお仕事ならでは、と楽しそうにお話されていました。 額の話も修復の話も、絵 に関わるお仕事をされている方の、思い、愛情を感じました。 こういう方々に守られて、作品は生かされるのだなーと思いました。 最後に、額の切れ端で作られたという、写真サイズの額のサプライズプレゼントがありました。 来られた方、とってもラッキー!
by gallery-shimada
| 2008-02-15 19:33
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