はい、幕があきました。
今日から1Fにて近藤みずほ展、B1Fにて前川奈緒美展がスタートしました。
上と下で抽象世界です。
写真はB1Fの前川さん展示作業中風景。またちょっといつもと変化した空間が作られました。
前川さんの作品タイトルは詩のようで、例えば
「街のあらゆるところで、恋人たちが、さくらんぼのように、ひしめきあっている」
「ビールの泡のように消えない人の心はとても辛く、それが、幸福にも感じた」
「日に2リットルの牛乳を飲むその人は、まるで、生まれたての宇宙のようだった」
そういえば、今年の夏、インターンでギャラリーに来てくれていた、神戸大の前川さん(同じ名前ですね)が卒論のテーマで、作品のタイトルについてリサーチしておられました。
とても興味深い研究のようです。
私はタイトルはあってもいいし、なくてもいいし、ただ言葉をつける、というところにささやかなものでも、そうでなくても、何かある、って感じはします。
例えば絵の額の上に虫がとまって、つつつつぅ~と歩いている。それだって何かあるのかもしれません。
それはともかく、近藤さんも前川さんも島田初登場です。たくさんの方に見に来て頂きたいです。まもなく会場風景も更新されます。