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次回の展覧会のご案内です。
ただ今、ホームページが更新できない状況で、スケジュールが掲載できていませんが、取り急ぎこちらのブログでご紹介いたします。 掛井五郎展 2013年9月7日(土)~18日(水) open 12:00-19:00 *火曜日は-18:00、最終日は-17:00 ■初日17:00時より掛井五郎さんを囲んでのオープンニングパーティを行います。どなたさまもご参加ください。 芸術家が成熟するには / 仕事によって生きること / 私の場合、作品を創ることは自分の存在を知るための創作 / そして / 自分がどれだけ無知で / 救いがたいものかを知るためだ 掛井五郎 【島田コメント】 尊敬する掛井五郎さんの展覧会が実現してうれしいです。 DMの木彫「七つの言葉」ついて田中三蔵(朝日新聞編集委員)は「自らの信仰体験が背景にある。 大胆な面取りで、口から棒が出ている木彫である。13世紀の彫刻(空也上人立像)のように、言葉を立体化している。これも重いテーマだが、軽くてひょうきん。なんとも愉快だ」と評した。1930年生まれ。 掛井さんの原点は1945年、15歳の敗戦の年だという。 「何が恐ろしいかって、あんなひどいことが起きた時代なのに、日々の光景を美しいと感じたこと」 翻って今の平和なはずの日本は、惨めな犯罪が後をたたない。度し難く積み深い人間社会を洪水が押し流し、消し去っていく「ノアの方舟」は掛井さんの想像力をかきたて、自宅を「ノアの方舟」と名づけた。 「今日、この世界は、この日本は『人間』を何処へやってしまったのか。人間であろうと、必死で生きている人々の悲愴な叫び声しか聞こえてこない。どこかで『死者』達の細い声がする」 2008年季刊「銀花」第155号は「越境者 掛井五郎の挑戦」という特集である。自らを越境者と呼び「ノアの方舟」に住む。ブロンズ、木っ端、土、紙、ガラスなど自在に素材とし、しなやかに世間の枠組も国境すら越境する巨人。 キリスト者として、また思索者として、またそれも飛び超えてみせる。 奥様の芙美さんはヴァイオリニストの小野アンナさんに師事されていたそうです。 ならば通信でも書いた諏訪根自子さんと同門ということになります。不思議な縁が繋がっていきます。 ■ 9月7日(土)17:00から掛井ご夫妻を囲んでオープニングを行います。この機会に是非お出会いを。 島田 誠 1F deux 毛利そよ香展 2013年9月7日(土)~12日(木) open 12:00-19:00 *火曜日は-18:00、最終日は-16:00 私は、泥と鉛筆で土の中の根を描く。土の色彩は、絵具のように目を引く発色ではないけれど、色が無いと思っていた土の世界で、その色を目にした時、絵具では感じられなかった生の色の美しさと、驚くほどに多様な色の存在を知る事ができる。根は、その土の中で、人類が生まれる遥か昔から、地球上に存在してきた植物と共に生きてきた。現在、私達が忘れてしまった強い生命力と、太古からの記憶を持ち、今も変わらず土の中で根を張り、植物を支えている。今と昔を繋ぎ、見えない所で伸びる根が、私達の心の中にも存在するのではないだろうか。悲しみという逆境の中でも、その世界をイメージする事で、それはより強く、確実な心の支えとなるだろう。見えない世界が見える世界を支えている。日々の生活が積み重なり、ひとつの人生を創る。そして何かをイメージし、生活していくことが人生だと思う。私の絵の中の根の役割は、生活と人生・日常と魂を繋ぐ事にある。それらのふたつの世界がひとつになる世界を、描きたい。 毛利そよ香 【島田コメント】 学生時代は陶芸を専攻、油画抽象を経て、今は〝土の中の根を描く〟。それも捩れ、絡み、漲らせる根を執拗に描き込む、泥と鉛筆で、全ては自然に生じ自然に戻るものを心と一体となった手が追う。根源的ということを直截に示す。それは魂を掘ることであり、そこから生れる自らの今を問うことでもある。期待の作家のデビューである。 ・・・・・・・・・ 島田 誠
by gallery-shimada
| 2013-08-31 18:39
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