第231回 火曜サロン 核廃棄物の実態を捉えたドキュメンタリー 「24,000年の方舟」上映会とトーク
約20名ほどのご参加。前半33分の上映に続いて、監督の高橋一郎さんのトークがありました。
この映画は1985年に撮影されたもので、監督もプロデューサーの鵜久森典妙さんもお話されていましたが、当時は、今のようなことになるとは思っていなくて、ただ事故がおこらないと思っていたけれど、でもやめてほしいと、おかしいと思って、それを伝えようと作られたとのこと。放射能の単位など、数字を聞いても私たちには実感がないけれど、とにかく、それをわかりやすくどうやったら伝えたらいいかを考えて作られたとのこと。
33分の中に、どきっとするような風景や、貴重な資料的な映像がたくさん盛り込まれていて、本当に30年近く前によくこのような映画を撮られていたなぁと思いました。映像を見て、ますますこのままではいけないと、くさいものに蓋をしたままではいけないと思いました。