音楽と声 息、生き延びるために
少しあたたかくなったかな、というこの日、40名ほどの御参加で会場は、いっぱいになりました。季村敏夫さんの詩の朗読と、港大尋さんの音楽。呼吸の合ったお2人のセッションライブとなりました。途中、お2人のトークの時間をはさんで、より一層会場が一体となりました。最近刊行された、季村敏夫さんの詩集「ノミトビヒヨシマルの独言」(書肆山田)からも何篇か詩が朗読されました。会のあと、ギャラリーに持ってきて頂いた本は完売しました。とても素敵な本ですので、是非お手にとってください。
http://shoshiyamada.jp/cgi-bin/bookinfo.cgi?id=201101812&ids=new&sort_op=3&sold_op=0&ret=./new.html&revflag=1
お話しの中で、奄美の島唄クルダンドゥ節という、唄を聞かせていただきました。なんともしぼりあげるようながなり声が聞こえてきて、大変心がざわめきました。タイトルにも含まれる「息」とは何なのか。息をひろう。言葉のはじまり、ことばが幾重にも重なり、重みを持って出てきました。