風船のいのち


1～2分ほどで上昇気流に乗って高く高く上へ。あっという間に点になって空のかなたへと飛んで行きました。
アートスペースかおるさんからお声がけ頂いた堀尾貞治さんのプロジェクトにギャラリー島田も参加させていただきました。

下記が、頂いたかおるさんからのコメントです。

今回のプランは今を去ること20年前、1989年
堀尾貞治さんの『墨絵プラン』という130号くらいの作品のひとつで、
皆がニコニコ顔で神戸の空に風船を飛ばしている絵からきています。

「同時空間」「四角連動」そう心に思った瞬間に、これは成立します。
もし飛ばせなくても、もう「10月17日12時に」飛ばしたことになります。
今回たまたま旧生糸会館で長期にわたり作品展をすることになり、
このイベントに発展しました。

堀尾さんがヘリュームガスの大きなボンベを一人で抱えて、我スペースと
2001と開ギャラリーと旧生糸会館に運ばれ「もっと奥にも、他の所にも
持って行きたいんやけだなあ」と仰っていたのを受けて「では、あちこち
配ります♪」とお答えして始まりました。

飛んでいった風船の自然環境における問題も少し頭をかすめますが、
20年からの夢のプラン実現、許してね、ごめんなさい。
それは、それは、楽しい素晴しい作品群です♪
特別な和紙に墨と絵の具で描いてあります。とても鮮やかです。

ギャラリー島田は12：00オープンなので、オープン時間にバタバタとスタッフで
1Fへ上がり、束の間空を見上げて、とってもスカッとリフレッシュ、ニコニコで
仕事をスタートいたしました。